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恥ずかしながら

帰ってまいりました。

と敬礼してみたいところですが、この台詞をわかる世代って、私の年齢より上の方ですよね、きっと。はい、キクチ一家、キャンプより戻ってまいりました。行き先は…三瓶山でした。あれ?携帯の電波、はいんなかったの?そうなんです。女三瓶の山頂には痛々しいほどのアンテナがたってるのに、北の原キャンプ場では、『やわらかい銀行』社の携帯は圏外。が!帰りに東の原方面にグルリと回ると…つながるじゃん。そして気がつく。山頂に立てば、つながったんじゃん?と。すっかり野生気分にひたっていて、携帯を懐中電灯代わりにすることしか思いついていなかった私に敗因アリです。

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右の写真は、野生に帰ってる私…ではなく娘です。しかし、三瓶山、人も車も多かったです。どちらかと言うと、私も夫も「誰もいないところ」でのキャンプが好きで、2人とも結婚するまでは日本一周の旅で路上にキャンプしたり(これ、夫)、カヌーでたどりついた川原でキャンプしたり(これ、私)、「ちゃんとしたキャンプ場」のキャンプって苦手でした。しかし、子を持つ親となった今、壁のあるトイレと、飲める水がある「整備されたキャンプ場」のキャンパーに昇格(?)。いつの間にか道具も増えて、「身軽が一番」という鉄則を忘れ去っております。恥ずかしながら_f0137402_1130311.jpg子供にこそサバイバル術を授けねば…と思いながらも、やはり、護りの態勢にはいってしまうのでしょうか。とは言え、人込みのキャンプ場って笑えません。さみしくないし安心ではあるけれど、なんか違う。キャンプ場で張られている90%は『コール○ン』のテント&タープで、ちょっとした『コール○ン』団地だし。自宅より立派なんじゃないか?って道具を使ってらっしゃるキャンパーも大勢いて。…買えないひがみかな、これは。でも、「皆と同じモノはイヤ」なへんくう夫婦は、「次は人のいないヒッソリしたところを探そう」と誓いました。が、「三瓶山大好き」の娘に甘いバカ親でもあるので、きっと、また、同じキャンプ場に戻ってくることでしょう。駐車場からリヤカーで荷物運ぶのも楽しいしネ。それに、娘、星空観察会で、大きな望遠鏡で土星の輪を見て興奮しておったし。…親も興奮したもんな。

もう一つ、大興奮してしまったのは、旧友とバッタリ!!!再会できたことです。キャンプ場へとふらふら歩いていると「柿本さん!」と旧姓で呼ぶ声あり。「ん?」とみれば、なんと、10年以上会ってなかった旧友の顔。邑南・瑞穂の出身で、私を香木の森の研修生へと導いてくれた友の妹サンでありました。その友が「瑞穂はよいところ」を連発するので、その瑞穂の隣の石見への興味が沸き出でたのです。今は、瑞穂も石見も同じ邑南町になりましたが。

三瓶からは、美郷(邑智)へ降り、江の川沿いをドライブして、邑南(羽須美)を経由して三次へ戻りました。ああ、やっぱ、江の川でのキャンプがいいなぁ。夏休みは軍原(いくさばら)キャンプ場に行こうよ、夫。大きな望遠鏡ないけど、星空観察できるぞ、娘。

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by a-kik | 2007-05-07 11:39 | 家族

芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(52になったよ)の日常。なんだかんだ走ってます。


by a-kik