芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(51)の日常。jogもblogも再開しちゃってます。


by a-kik

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父の決断

80歳の誕生日を前にして、
父が車を手放した。


自動車の会社で定年まで働き続けた父。
娘である私より、自家用車とのつきあいは長い。
私の知る限りでも、5台を乗り継いできた。
いつも、どの愛車も、
洗車とワックスでピカピカにしていた。

退職後に父の相方となった愛車も、
日本各地の山々を走り、
かなり年季がはいり、
しょっちゅう修理が必要な身となり、
こたびの車検で、
とうとう、手放すことに。

高齢者の自動車事故が多い昨今、
数年前まで、口をすっぱくして、
「そろそろ免許を返納したら?」と言い続けてきた口の悪い娘である私。
その頃は、ふん!と聞く耳もたじ…の姿勢であったが、
この一年で、いろいろ感じることがあったのだろう。

まだまだ運転できる!と胸をはっている父。
だからこそ!だ。
まだまだ運転できる今!だからこそ!の自家用車との別れ。

まるで、
まだまだ現役でいけるんちゃう?と思わせる黒田が、
自ら引退を決意したようじゃ。

かっこええで、父さん。


と、せっかくの父の決意なので、称賛を送る娘なのであった。


日常の買物や、
母の病院送迎など、
車が欠かせない高齢者であることに違いない。
称賛したぶん、運転手をせねばならなくなった私は、
ちょい、自分で自分の首をしめた気がしないでもない…が。

実家のカラッポの駐車場をみて、
なんとも言えない気持ちになる。






とはいえ、父の免許の次の更新まで、あと数年。
こちらは、まだ返納するのをためらっている様子。
なので、いろいろ割引を受けられる身ではないのだが、
車を運転したくなったら、まだまだ合法的にできる身。

それが、父の、ギリギリの決断の砦なのだろうな…。









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by a-kik | 2016-11-29 12:02

雨の夕暮れ

気がつきゃ10日も書いておりませんでしたが、
ゴルフクラブを振り回すオッサンに襲われて負傷していたわけではありません。
鹿に追われて逃げ回っていたわけでもありません。

そう、この秋も、ジョギング中にたびたび目撃していた鹿さん。
真田幸村の兜のような立派な角を掲げた鹿さん。
あんな重そうな角を頭の上に乗せてたら肩こり大変やろうなぁ…と思ってしまう鹿さん。
…っちゅうか、肩より首のほうがしんどそうな鹿さん。
…んでも、首もぶっとい筋肉だから大丈夫なのか、鹿さん。

朝、ジョグ中に遭遇する鹿さんですが、
先週、「取材」帰りの夕暮れ時にもお会いしました。

それは午後7時すぎ。
小雨まじりでありました。
すでに暗くてライトを点灯させた車で帰宅中。
ええ、この日はジョグ通勤でも自転車通勤でもありませんでした。
だって、雨だもん、暗いもん、寒いもん。
夫と違ってへたれな私。

で、渋滞ってほどでもないけど、そこそこの行列の車列の一員として、
橋渡って、右折した川沿いの道に入ったところで、
なにやら、前方に赤色灯が回ってる車を発見。
おお、パトカーですな。
2台。
おまわりさんが赤いライトセーバー(笑)持って、誘導中。
小雨のなか、御苦労様ですなぁ。
路肩に白い軽自動車が斜めにとまってて、事故っちゃった感じ。
雨の夕暮れは危険だよなぁ。
私も気をつけよ…と事故車をチラリと横目で見たら…!

うぉあ!

その真横に鹿さんが!
横たわって、ピクリとも動かない鹿さんが!
立派な角の鹿さんが!

思いっきりよそ見運転しとるやん、私。

あわてて前を向いて、動揺を抑えて、帰路につきました。

鹿さん、はねられちゃったんだ。
なんで、こんな時間に自動車がぶんぶか走る道路に出ちゃったんだろ。
なんか、事情があったんだろうか。
帰りの遅い小鹿を迎えにでたとか。
徘徊してしまって老鹿を探しにでたとか。

哀れ、鹿さん。

鹿さんをはねてしまったドライバーも哀れ。
車はかなり凹んでたし、
どのくらい保険がきくかわからんし、
なによりも命をうばった罪悪感…。

交通事故は加害者も被害者も傷を負う。
気をつけよう、安全運転。


雨の夕暮れの運転が苦手になってきている五十路の私なのでした。









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by a-kik | 2016-11-23 10:58

休日のジョグ中に

休日の朝。
ぽかぽか太陽が照り始めた時間に川原をジョギング。
ゆったりもったりジョギング。
小さな子を連れた若いお母さんや、
小さな犬を連れた若くないお母さんたちが、
ゆったりもったり散歩している。
そんななか、
ゴルフクラブを振り回しながら歩いてくるオッサンがいる。
あぶないなぁ。
小さな子だってよちよち歩いてるのに。
犬っころが突然走りだすかもしれんのに。
サングラスごしに非難の目を向けてみる。
そしたら、すれ違いざまに、オッサンがゴルフクラブを構えて襲いかかってきた。
なにっ!
なんだっ、このオッサン!
アブナイ薬でもやってんのかっ!
誰かにやとわれた殺し屋かっ!
そうか、殺し屋かっ!
誰に頼まれたっ!
誰の差し金だっ!
あいつかっ!
あいつにそそのかされたのかっ!
オッサンのクラブが頭部めがけてふりおろされる。
ぬおおおおっ!




















なんて、妄想しながらジョギング。

前方からゴルフクラブをぶんぶん振り回しながら歩いてるオッサンは、
すれ違って、そのまま、ぶんぶん振り回しながら歩き去っていくのだけど。
それでも、後ろを何度か振り向いてみる私。

まぁ、あのオッサンの体型なら、全速力で走れば逃げられるな…と。


楽しいなぁ、休日のジョギング。





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by a-kik | 2016-11-13 11:31

季節の変わり目に

雨でも風でも雪でも、朝4時からジョギングに出る夫。
真夏でも真冬でも過ごしやすい季節でも、関係ない。
だが、年に数回、起きれない朝がある。
今朝が、その貴重な数回の一つだった。

5時すぎに弁当と朝食を作ってると、
ごそごそ起きてきた。
開口一番「起きれんかった」と不機嫌。

いやいや、起きてますけど。
起きてるから、今、そこで眠そうな顔してるんだよね、夫?

まぁ、たまには、朝ゆっくり新聞よめばいいんちゃう?
と言おうとしたら、「ストレッチだけする」と部屋へ。
その後、いつもの時間に朝食をとり、いつもの時間に出社。
その間、ずーっと、
「あー、つかれたー。身体が重いー。うー。」と連発。

かつては、走ってきたほうが疲れて身体が重いように感じていた私。
だが、今は、私も知っている。
どんなにツライ朝でも、身体が重苦しくても、
小一時間、ジョギングすれば、シャキッとすることを。
最初は、だらだら走りでも、4~5Kmくらい走ってたら、
なーんか身体が軽くなることを。
8kmすぎたあたりから、すっげぇ絶好調になることを。
ああ、今日も走れたぞ…と、気分も上向くことを。


夫、そのまま、ずるずるだらだらと出社。
っても会社まで4kmくらい徒歩通勤したから、少しはシャキッとしたかな。
いや、大真面目男なだけに、「今朝、起きれんかった…」と一日ひきずるんだろうな。

その間、妻はジョグジョグしてご機嫌なのでした。






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by a-kik | 2016-11-04 12:50

その日にそなえて

1~2週間くらい前からだろうか。
いつもの時間にいつものコースをジョギングしていたら、
ウォーキングする妊婦さんとすれ違うようになった。
まだ臨月ではなさそうだけど、
「ああ、妊婦さんだ」とわかるくらいに大きなお腹。
グレーのジャージで颯爽と歩いておられる。

「おはようございます」と挨拶すると、
「おはようございます」と笑顔で返してくださる。
やわらかな表情で歩かれていて、
こちらも、すがすがしい気分にさせてもらえる。

産まれる直前まで歩かれるのかな。
そのうち、姿をみかけないなぁ…と思ってたら、
何ヶ月かして、ベビーカー押して散歩とかされるのかな。
何年かしたら、よちよち歩くチビちゃんと一緒に歩かれるのかな。

その頃、私は、どう変化しているだろう?
どう変化しないでいられるだろう?






…の前に。
万が一、ウォーキング中に産気づかれてもよいように、
しっかり、走って鍛えておこう。
産婆さんを迎えにいって、
産婆さんをおぶって戻ってこられるくらいに。

なんか違う?








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by a-kik | 2016-11-01 11:20