芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(51)の日常。jogもblogも再開しちゃってます。


by a-kik

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ジョグとラン

その違いに悩んでみた。

どちらも「走る」ではあるけれど、
決定的に違うのは「速さ」だろう。

これは私の中での定義なのだけど;
ゆっくり楽しく走るのが「ジョグ」。
そう、ジョギングのジョグ。
誰かと会話しながら走っても息切れしない速さ。
いつまでもどこまでも走っていけそうな速さ。

で、全力疾走が「ラン」。
まぁ、全力疾走とまでいわなくても、
その時にもてる力を出し切って走るのがラン。
って、そーゆーのを全力疾走っていうのか。
実業団のランナーや大学陸上部の部員たちが大会でみせてくれているのは「ラン」。

となると、フルマラソンを6時間で完走するのはどっちだろ。
ゆっくりではあるけれど楽しいばかりの時間ではなく、
地獄のように感じることもあるので「ジョグ」ではない。
私の定義によってしまうと、
その人の全力を出し切っているなら「ラン」となる。
でも、6時間かかるってのは、
途中、歩いてるとか、
トイレでサボってるとか、
エイドステーションで放心状態になってるとか、
「ラン」してない時間がごそっとあるから6時間もかかるんだけどね。
ってことは、6時間は「ラン」じゃなくなる。

「ジョグ」でも「ラン」でもないフルマラソン6時間完走。
だけど6時間のなかに「ジョグ」も「ラン」もフル満載。
贅沢わがままな競技だ。

6時間完走は「ランだけ」でも「ジョグだけ」でもない。
では、どのくらいでフルマラソンを完走すれば「ラン」なんだろ。
3時間?
4時間?
キロ何分の速さを「ラン」と指定してよいのだろう。
キロ6分でジョグしながら考える。

きっと、こんな風に考える余裕もなく走ることが「ラン」なんだろうな。
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by a-kik | 2014-01-29 14:31

 「うおわっ!」

風呂から叫び声があがった。
台所で娘と顔をみあわせる私。
風呂にいるのは夫。
さて、なにをやらかしたか…。

 「どうしたの!?」
 「大丈夫!?」
と駆けつけず、ただ、顔を見合わせている妻子。

数秒後、風呂の扉が開く音がして、
夫の情けな~い声がした。
 「ちょっと、来て~」

まぁ、命にかかわるようなオオゴトではないようだ。
娘とどっちが行くか押し問答の末、
私が覚悟を決めて洗面所へ。
そこに、風呂の扉をあけて夫が…。

うはっ!

 夫 「やっちまった~」
































夫の頭、つんつるてん♪

月に2~3度、入浴時にバリカンで自分で自分の頭を刈る夫。
いつもはアタッチメントをつけて、5mmくらいに仕上げている。
昨夜は、そのアタッチメントをつけるのを忘れていたらしい。
そして、そのまま、バリカンでウィーン…。
ジョリリッ。
えらいごっそり剃れるじゃんか…と思ったときすでに遅し。
冒頭の叫び声とあいなったわけでございます。

ど真ん中から思いっきりよくジョリリッてやったもんだから、
もう、ごまかしようもない。
あとは、ただ、もう、0mmつんつるてんに仕上げるのみ。

 夫「ちょっと、後ろ、みてくれる?」

真後ろの部分だけ10円ハゲならぬ10円ふさふさ発見。
引退する関取の断髪式がごとく、
ジョリリッと思いっきり刈って、いや、剃ってあげました。

風呂上がりの夫、なんとも、さっぱり感100%。
いやぁ、マルコメ味噌のキャラクターがオッサンになったみたい。
数mmの毛髪があるかないかで、こんだけイメージかわるもんですなぁ。

夫、風邪ひかないでね~。
今ごろ、会社で「なんか悪いことしたんか?」「なんの反省?」ってからかわれてんちゃうかな。
今週末にはスーツ着用せねばならぬ所用が待ってる夫。
さて、その頭でスーツ。
コワイ人に間違われませんように。
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by a-kik | 2014-01-27 13:41

必ずある、良いところ

世の中、悪いコトでも悪いばかりでなく、
必ず良い面もある。

と信じたい。

娘が小学校低学年のとき、
イタズラがすぎる悪童たちがいて、
ちょびっと登校を嫌がった時があった。
直接な意地悪があったわけではないのだけど、
授業中にざわざわしたり、
全員で怒られたり、
どうも教室の空気が嫌だったらしい。
結局、ちょっとした騒動があり、
夜、保護者と先生方が集まって合同懇談会みたいなのが開かれた。
その場で、先生がおっしゃった。

「どんな意地悪をする子でも、
 必ず良いところがあるはずなので探してみてやってください」

その先生とは別の先生だが、
黙って登校しつづけていた娘に「学校に来てくれて嬉しいよ」と声をかけてくださった。
ああ、先生方が連携して子どもたちを見守ってくれてるんだな…と、
安心した覚えがある。

そう。
どんな悪いコトでも必ずや良い面がある。

更年期の辛さだって良い面があるはず。
朝、目が覚めると、カーッと頭に血が集まった感じで、暑くて汗がでる。
どんな寒い朝でも、暑くてガバッと布団から出られる。
ストーブが頑張って暖かくなる前の冷たい台所での弁当作りも苦にならないほど。
そうだ、娘の弁当を作るために(あ、夫の弁当もついでに)神は更年期を作られたに違いない。

ほらね、更年期にだって良い面はある。

しかし、火照った顔で鬼の形相で弁当作りをする私は、
ジョギングからご機嫌で帰ってきた夫は近寄りがたい存在らしい。
さらに、反抗期まっさかりの娘が、ムスッと起きてくる。
「おはよう」と声をかけても、目もあわせず「ん」とだけ返ってくる。
ああ、その姿はかつての私。

更年期の妻と、反抗期の娘。
夫がサハラに一日も早く、そして長く行っていたい気持ちが手にとるようにわかる。
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by a-kik | 2014-01-23 14:53

試す側

夕食後にパソコンをつけ画面にむかってブツブツ言う夫。

また、翌日パソコンをつけた奥さんに新しいバナーを見せてくれるのかな?
と思ってたら、
どうやらそれだけではなかった。

いくつかの企業にスポンサーの打診をしていたらしい夫。
ええ、サハラマラソン参加のための。
っても「お金を出してくださいな」ってんでなく、
「貴社の用品を提供してください」っての。

アウトドアメーカーやら、アウトドアでないメーカーやら。
いろんなところにメールを出したり、
指定されたフォームに記入したり、
なんか楽しそうに作業してた。

もしかしたら、サハラに行くことより、
サハラにいくための準備をすることが楽しいんじゃないか?と
思えるくらいに。

かつて、私と結婚するだいぶ前のことだが、
オフロードバイクで海外のラリーなどに出場するときは、
こうやって各種企業にスポンサーについてもらっていたらしい。
だからバイクやヘルメットのあっちゃこっちゃにCM代わりのステッカーはってたのね。

んで、そんな地道な(でも楽しそうな)作業の甲斐あって、
いくつかのメーカーから色よい返事をいただいているようだ。
いろんな条件はあるものの、
欲しくても手が出なかった商品を格安提供してもらえたり、
製品のみならず情報を教えてもらえたり。

しかし、企業側からみたら、こんなお客さんは困るだろうな。
あまり邪険に扱うと、これからの顧客を失うばかりか、悪い噂すらたてかねられない。
だからと言って、ほいほい自社用品を与えるわけにもいかない。
即座に慇懃丁寧な断りのメールを返してくれる企業。
検討して後日連絡しますってメールをくれる企業。
何週間たっても音信不通の企業。
夫のメールを開いた担当者の心構えが、その企業のイメージを左右する。

うわぁ、試されてるわ~。


企業が指定してくる小難しい資料作成に頭を抱えてる夫。
試されてるようで、試してる立場だわ。



そして、そんな夫を陰から糸を引く悪代官な私。
ふふふ。
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by a-kik | 2014-01-22 14:20

芸術家の名前

中学一年生の娘。
音楽の時間はDVD鑑賞が多いようだ。
(私の時代はレコード鑑賞だったなぁ)

 娘 「今日は『くるみ割り人形』を観た」
 私 「お、チャイコフスキーだね!」

クラシック好きの実父にすりこまれている知識をひけちらかす嫌味な私。

 娘 「うん、なんかよぉわからんかった」

だよな。
私もいまいちわからん。
バレエの音楽だってのは確か。
物語は…うーん、なんかちっこいオモチャの兵隊が人間に恋するとかなんとか。

ごめん、父さん、あなたのうんちく(笑)をいいかげんに聞き流してました。

だが、今は、インターネットでちゃっちゃと調べればストーリーがわかる時代。
早速、調べてみた。
へええ、そうだったのか。
(ここには書かないので、興味のある皆さん、検索してみてください。)

だが、『くるみ割り人形』自体が日本では馴染みがない。
くるみを割るのに人形でなくてもいいじゃないか…とすら思う。
必殺仕事人は手の握力で握りつぶしていたぞ…とすら思う。
くるみパン、夫は好きだが私は苦手だわ…と告白までしてしまう。
そういえば、私が通った幼稚園は「くるみ幼稚園」だった…とまで思いだしてしまう。

そんな会話を母娘でしながら、しばしクラシック談義。
っても、娘は教科書をみつつ、
私は実父が語っていたうんちくの記憶をひっぱりだしつつ。

モーツァルトや、ベートーベン、シューベルト…。
立派な名前がばんばん出てくる会話。
だからといって決してレベルが高い内容ではない。
だって、たとえば…。

 娘 「えーと、あれは誰だっけ?
    んと、ゴッホみたいな名前の人」
















…バッハですか。




わかる私も私だな。
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by a-kik | 2014-01-21 13:49

証拠の共有

パソコンってえらいなぁ。
いや、えらいのはパソコンでなく、
ソフトを組み込んでる人間なんだろうけど。

使ってる人がなにを望んでいるか、ちゃーんと学習してる。
これまで、何を検索して、何を読んで、何を購入してるか、
ちゃーんと把握してる。
えらいなぁ…を通り越して、こわいなぁってとこもあるけど。

サハラに持っていくものの準備に熱心な夫がパソコンを使った週末。
その週明けの本日・月曜日。
あちこちサイトをみてる私の視界にはいってくるバナー。
そう、画面の上のほうとか、横のほうとかに、
ちょろろんと出てくる広告。

トレラン用のシューズとか、
防塵カメラとか、
軽量コッヘルとか、
アームカバーとか、
エネルギーバーとか、
うーん、すでに買ってるはずのバッグまで出てくるのはなんでなんだろ(笑)。


奥さんに内緒のことはパソコンで出来ないねぇ、夫。


しかし、これ、よく考えてみれば、
私がどんな本や映画を検索したか、
夫にばればれってことか!
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by a-kik | 2014-01-20 14:23

母を黙らせる問い

 娘 「母さん、あれ、どっちだっけ?
     ひこね?
     はこね?」


うーん。
どっちのことをきいてるの?



通常のキクチ家の会話なら「駅伝なら箱根じゃろ」と答えるとこだけど、
「ゆるきゃら」の話をしてたから「ひこにゃんは彦根じゃね」とも答えたい。
たいていのことなら答える母だが、
しばし声を発せられなかった。
不覚。
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by a-kik | 2014-01-18 13:45

私じゃない

広島市在住だけど。
大手自動車メーカー子会社にも勤務してたことあるけど。

でも、私じゃないんだな。
こたびの芥川賞受賞者。


毎度、発表のあるたびに、
 「ああ、柿ちゃんじゃないのね」
と思ってくださる皆さん、ごめんなさい。
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by a-kik | 2014-01-17 12:51

サハラのお供たち

朝。
眠い目をこすりつつ台所にきたら、

デーン!!!

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ストームトルーパー(大好きな「スターウォーズ」に出てくる兵隊さんたち)か!?
ザク(これも大好きだった「ガンダム」に出てくるモビルスーツ)か!?

ぶぶー。
正解は夫のサハラのお供。
ヘッドランプであります。
実際の大きさはこんくらい(対象物の10円玉をご参照くらはい)。
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砂嵐の中を走るので必需品です。
いえ、違いました。
夜通し走る(歩く)ステージもあるサハラマラソン。
必需品です。
あ、実際、走っていて砂嵐もどきの砂塵に見舞われることもあるようですが、
そのときは走るなんて無理。
ただ、じっと立ちつくして風がやむのを待つのみ…とか。

他にも大会本部が指定している「遂行せねばならぬ持ち物」がたくさん。
1.数学の問題をとくためのコンパス。
  いえ、違いました。
  東西南北をしめるコンパスでした。
  砂漠で迷子になったら大変。
2.お化粧直用の鏡。
  いえ、これも違いました。
  シグナル用の鏡。
  「助けて」ってときに太陽の光をキラキラ反射させて位置を知らせるのでしょう。
3.サッカーW杯で審判をするので警告用の笛。
  いえ、当然違います。
  でも、警告用の笛ではあります。
  「助けて」って叫べないときでも「ピピー!」と吹いて位置を知らせるのでしょう。
  なのでW杯のオフィシャルの笛でもよいのでしょう。
4.1日最低2000キロカロリー分の各自の食糧。
  違いません。
  ええかげんボケるのはやめておきます。
5.アルミ製のサバイバルシート。
  でないと夫が間違えてサランラップとアルミホイルを持ってったら大変だもの。

他にもさまざまな指定のグッズがあるのですが、
私の心をくすぐったのが、
「毒抽出用のスネークポンプ」。

なに、なに、なにー!

文字で想像してしまったのが、
自転車の空気入れ。
それでホースが蛇。

なんでやねん。

正解(?)は手のひらサイズの注射器のようなものでした。
あ、いや、たいていの注射器は手のひらサイズだと思うのですが。
夫が買ってきたのはこれ。
f0137402_1531150.jpg

ああ、アウトドアショップで見たことあるある。
でも、我が家で見ることはなかったなぁ。
これで我が家もアウトドアショップ並みの品ぞろえか(笑)。

蜂に刺されたときでも活躍するらしい。
サハラに蜂? 蛇? 何?
どうも寝てるときにサソリがもぞもぞしてくる…とか!?

あ、サソリなら私もキャンプ中に遭遇したぞ。
タランチェラにも。
…二十代の頃だけど。
…サハラじゃないけど。
…ニホンでもないけど。

ま、サハラでなくても危険は危険。
大会本部が指定している物は、
「万が一に対処できるためのモノ」が多い。
使用することなくゴールできるのが一番。
その心構えを持っておくってのが一番なのかもね。

家でもあまり毒を吐いてたら、
夫に、コレで抽出&廃棄されてしまうかな。
気をつけよっと。
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by a-kik | 2014-01-15 15:44

腹ペコのあまり…

中学生の娘。
週末の部活の時間帯が3種類ある。

1.午前8時から午前11時あるいは正午まで。
2.午前10時から午後2時まで。
3.午後1時から夕方5時まで。

体育館が使用できる時間帯を優先しているからなのだろうが、
2番の午前10時から午後2時までってのが解せない。
この不規則時間を奨励するかのような時間帯に対処するパターンが、
以下の2つ。

A.いつも通り7時に朝ご飯食べて、
  ちょびっと宿題とかして、
  そんで、また9時すぎに軽く食べて出掛ける。
  そして昼抜きで腹ペコで帰ってくる。
B.思いっきり朝寝坊して9時に朝ご飯食べて登校し、
  やはり、昼抜きで腹ペコで帰ってくる。

どっちにしても、腹ペコで帰ってくる。
育ち盛りの子どもたちに、この仕打ちはどーよ!
と怒るふりして、
ご飯を変則的に何度も作らねばならぬ手間を怒る母(笑)。

ま、母の手間は微々たるものだが、
どっちにしても、腹ペコで帰ってくる娘。
先週土曜もこの時間帯で、Bパターンで出掛けた娘。
んで、帰ってくるや開口一番;

 娘 「あー! 母さん、お腹すいたー!
    あのことわざの気分、ほら、なんだっけ?
    ほら、すきっぱらに…なんだっけ!?」





















なきっつらに蜂…ね。


気持ちはわかるぜ、娘。
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by a-kik | 2014-01-14 16:31