芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(51)の日常。jogもblogも再開しちゃってます。


by a-kik

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恥ずかしながら

帰ってまいりました。

と敬礼してみたいところですが、この台詞をわかる世代って、私の年齢より上の方ですよね、きっと。はい、キクチ一家、キャンプより戻ってまいりました。行き先は…三瓶山でした。あれ?携帯の電波、はいんなかったの?そうなんです。女三瓶の山頂には痛々しいほどのアンテナがたってるのに、北の原キャンプ場では、『やわらかい銀行』社の携帯は圏外。が!帰りに東の原方面にグルリと回ると…つながるじゃん。そして気がつく。山頂に立てば、つながったんじゃん?と。すっかり野生気分にひたっていて、携帯を懐中電灯代わりにすることしか思いついていなかった私に敗因アリです。

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右の写真は、野生に帰ってる私…ではなく娘です。しかし、三瓶山、人も車も多かったです。どちらかと言うと、私も夫も「誰もいないところ」でのキャンプが好きで、2人とも結婚するまでは日本一周の旅で路上にキャンプしたり(これ、夫)、カヌーでたどりついた川原でキャンプしたり(これ、私)、「ちゃんとしたキャンプ場」のキャンプって苦手でした。しかし、子を持つ親となった今、壁のあるトイレと、飲める水がある「整備されたキャンプ場」のキャンパーに昇格(?)。いつの間にか道具も増えて、「身軽が一番」という鉄則を忘れ去っております。f0137402_1130311.jpg子供にこそサバイバル術を授けねば…と思いながらも、やはり、護りの態勢にはいってしまうのでしょうか。とは言え、人込みのキャンプ場って笑えません。さみしくないし安心ではあるけれど、なんか違う。キャンプ場で張られている90%は『コール○ン』のテント&タープで、ちょっとした『コール○ン』団地だし。自宅より立派なんじゃないか?って道具を使ってらっしゃるキャンパーも大勢いて。…買えないひがみかな、これは。でも、「皆と同じモノはイヤ」なへんくう夫婦は、「次は人のいないヒッソリしたところを探そう」と誓いました。が、「三瓶山大好き」の娘に甘いバカ親でもあるので、きっと、また、同じキャンプ場に戻ってくることでしょう。駐車場からリヤカーで荷物運ぶのも楽しいしネ。それに、娘、星空観察会で、大きな望遠鏡で土星の輪を見て興奮しておったし。…親も興奮したもんな。

もう一つ、大興奮してしまったのは、旧友とバッタリ!!!再会できたことです。キャンプ場へとふらふら歩いていると「柿本さん!」と旧姓で呼ぶ声あり。「ん?」とみれば、なんと、10年以上会ってなかった旧友の顔。邑南・瑞穂の出身で、私を香木の森の研修生へと導いてくれた友の妹サンでありました。その友が「瑞穂はよいところ」を連発するので、その瑞穂の隣の石見への興味が沸き出でたのです。今は、瑞穂も石見も同じ邑南町になりましたが。

三瓶からは、美郷(邑智)へ降り、江の川沿いをドライブして、邑南(羽須美)を経由して三次へ戻りました。ああ、やっぱ、江の川でのキャンプがいいなぁ。夏休みは軍原(いくさばら)キャンプ場に行こうよ、夫。大きな望遠鏡ないけど、星空観察できるぞ、娘。

久々の更新だけど、コチラ↓も忘れずに、お願いします。

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by a-kik | 2007-05-07 11:39 | 家族

ドナドナ~ドナ~♪

「ある晴れた昼下がり~♪」でしたっけ、歌いだしは?
子牛が荷馬車に揺られて売られていく…って物悲しいメロディの歌。

昨夜から私の頭の中をぐるぐるめぐっていました。
ってのも、11年、私の相棒だった愛車と本日お別れしたのです。
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結婚する前、まだ邑南(当時・石見)の住人だった頃に、私の元に嫁いできてくれたデミヲくん。毎日の通勤、休日のドライブ、広島への出張…と大活躍してくれました。納車された翌日に香木の森のハーブ苗を積んで、広島のアンテナSHOPに運びました。カヌーやキャンプ道具一式を乗せて江の川へも通いました。邑智郡内(当時7町村)の農道を走り回りました。雪の凍結路も、新緑の林道も。深夜の道の駅で仮眠してたら、警察官に職務質問されたこともありました。結婚して千葉までのドライブが、夫との新婚旅行でした。房総半島でもドライブしまくりました。首都高速はドキドキしました。1年半前、夫と娘と荷物を満載して、また中国山地に戻ってきました。ずーっと、ずーっとデミヲと一緒でした。アカン、涙でてくる…。デミヲ、ありがとう!

昨日、娘は生まれてからずーっと一緒だったデミヲと別れを惜しむように、シートに「ちゅ」とキスしてました。(…娘、そのジュニアシートは次の車でも使うんだが?)さて、そんな娘が遠足に出かけてる間に、新しい車が我が家にやってきました。さて、明日からキャンプだ、ほい♪

「ドナドナ♪」から「キャンプだ、ほい♪」に即座に変わってるオーナーの非情さ…。

愛車は代われど、コチラ↓は変わらず。お願いします。


さて、明日からキャンプへ。携帯の電波が届けば携帯からアップします。アップされてなければ、「ああ、柿ちゃん、野生に戻ってるな…」とお笑いください。
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by a-kik | 2007-05-02 14:09 | 家族

家族らんランRUN

4月30日 中国新聞「くらし面」に掲載された13回目です。
12回まではHPで読めますので、興味をもたれた方は右のリンク欄より「柿ちゃん」HPまでお越しください。

(第19回江の川親水マラソン 4月8日、広島県三次市)

 マラソン大会と言えば、早朝4時起きや5時出発していたが、今日は8時まで朝寝坊。しかも、娘は、お気に入りの日曜朝のアニメまで見ている。だって、今日の会場は自宅から歩いて3分の親水公園。よっしゃ、ホームグランドだぞ!と意気込むも、4.2㌔のコースを走るのは娘のみ。入学式を終えたばかりの娘が、小学生として走るデビュー戦。保護者同伴でないと参加できなかった幼児時代を終え、娘、念願の『一人で走る』大会なのだ。

 二日前に入学式へと歩いた満開の桜並木をくぐり、会場へ。大勢のランナーや応援する家族や友人で河原も土手もにぎわっていて、いつもと様子が違う。雲ひとつない晴天で、マラソン大会独特のわくわくした臨場感があふれかえっている。
 小学生から一人で参加できるとはいえ、低学年は親と一緒の姿が多い。娘、大丈夫か?不安がよぎる。夫も同じだったようで、何度も何度も「一人で大丈夫?お父さん、ついて行こうか?」と尋ねている。って、あれれ?夫、なんで、ここにいる?10.5㌔コースにエントリーしてたんじゃ?…してたが、珍しく体調不良のため棄権。酔っても見た目が変わらない夫は、具合が悪くても見た目が変わらない。だから健康そうに見えるのだけど、「なんか調子悪い」と。
 「娘がゴールするのを見るのもいいんじゃない?」と妻はフォロー。そんな夫は、走りたい気持ちを抑え、会場へ来たものの、ランナーがぞろぞろ準備しているのを見ると、心の中でモヤモヤが爆発しそうになっている。健康具合はわかりにくくても、そういう心理状態は見た目でわかりやすいんだよね、夫。さらに、一人で頑張るという娘が心配でしょうがないのも伝わってくる。
 スタートぎりぎりまで「本当に大丈夫?」と娘にくいさがっている。娘は緊張しながらもクールに「大丈夫」と言い切る。翌日からランドセル背負って登校していくのも、ついて行きたがりそうだぞ、夫。嫁にまでついていくなよ…。
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 よーい、ぱんっ!245人のランナーが駆けだしていく。緊張した表情のまま、娘も。土手にかけあがり、沿道の大歓声の中を。大柄なランナーに囲まれて、うずもれそうになりながらも。左手に桜並木、右手に馬洗川・江の川・西城川を見下ろして。小さい後ろ姿が、どんどん小さくなっていく。ああ、親って漢字は『木の上に立って見送る』って書くんだったな。後ろ姿を追うように、夫と土手を歩く。
 人見知り激しく、親の手を離せなかった2年前が嘘みたい…と感傷に浸る間もなく先頭の選手が戻ってくる。トップは広島県の代表にも選ばれた中学生だ。さすがに走りが違う。次々に帰ってくるランナーを拍手で迎えながら娘の姿を待つ、待つ、待つ…見えたっ! 真っ赤な顔で帰ってきた。照れくさそうに微笑んで。結局、コースの半分まで迎えに行っていた夫を従えて。スローペースではあるけれど、ひたすら走り続け、32分でゴール。たいしたもんだよ、娘。なんだか、顔つきも変わってみえるよ。
 さて、体調が悪いと言ってた夫。その日の午後、病院で診てもらったところ「インフルエンザですね」。だが、娘の頑張りに笑顔満開。なによりも娘が一番の薬なんだね、夫。


コチラ↓も、またまた、よろしくお願いします。

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by a-kik | 2007-05-01 14:15 | 中国新聞「家族らんランRUN」