芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(51)の日常。jogもblogも再開しちゃってます。


by a-kik

カテゴリ:中国新聞「家族らんランRUN」( 11 )

昨日、中国新聞くらし面に掲載された「家族らんランRUN」最終回です。
本文はコチラ
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昨日の朝、登校前に娘も読んでいました。
とは言え、娘が一番に読むのは「山田さんち」。
むふふ。と、人ン家のことを笑ってから、
自分ン家のことを笑うために「家族らんランRUN」へ。

まだ読めない漢字がたくさんあるから、雰囲気あじわってんだろうな。

と思ってたら…。
 「えーっ!」と抗議の声をあげる娘。
 「どしたん?」と見ると、
文章を指さす娘。
みると…。
 『中学や高校にはマラソン大会ってもんがあるんだよ、ふふ』
ふふ、ばれたか。

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shiozyさん「山田さんち」のなほさんとのコラボDAYまで…あと1日!
…どーするよ、私!
…まだ書けてないよっ!

コチラ↓お願いします。

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by a-kik | 2008-02-26 09:57 | 中国新聞「家族らんランRUN」
昨日、中国新聞くらし面に掲載された「家族らんランRUN」22回目です。
本文はコチラ
当ブログでもお馴染み(!)金ちゃんさんと
ド緊張のゴ対面を果たした記念すべき大会でした。
金ちゃんさん、特別出演ありがとうございましたぁ~♪
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日曜の大阪国際女子マラソンで、福士加代子選手が他人に見えなかった私です。
そりゃ、私が走ったのは、たった5キロ。
福士選手と比べちゃいかんですが。

それでも、最後まで笑顔で完走した彼女のド根性に惚れました。
娘は「それでも19位なんだね」と妙なポイントで感心し、
夫も「それでも3時間きってんだよな」と違うところで感心してました。
…変な家族っちゃあ変な家族やね。

本文の中でも発表(?)したのですが、
新聞掲載は次回で最終回となりました。
って書いたら、たくさんの方からメールやFAX、電話をいただきました。

ああ、こんなにたくさんの方々に読んでいただけていたんだ…とウルウル。
夕方、お電話くださった方と話し終え、涙目で受話器おいたら、
娘が「母さん、なに泣きよるん?」とビックリしてました。

皆さん、泣かせてくれてありがとう。

でも、新聞掲載は終了しても、ここではリアルタイムで書いてまいりますので、
これからもよろしくお願いします。

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県北オフ会☆昼の部
   日時: 2008年2月5日(火) 12時~
   場所: 参加を希望される人数が確定してから決めさせてください。
        おそらく三次市十日市周辺になると思われます。
   会費: 一人千円くらい…かな。
参加ご希望の方は、下記コメント欄にご記入くださるか、
私にメール(akikohal@yahoo.co.jp)を送ってください。
1月31日(木)正午 締切です。
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コチラ↓お願いします。
あ、広島ブログに登録されている方はログインしてからネ!


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by a-kik | 2008-01-29 11:31 | 中国新聞「家族らんランRUN」
昨年、大晦日に中国新聞「くらし面」に掲載された21回目です。
 年末からHPが不調で、なかなかコチラに掲載できずにおりました。
 現在、HP引越作業中です。 新しいHPはコチラです。
 お手数おかけします。
 ご迷惑もおかけします。
 …他にかけるもの、なかったかな。
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肝心の、本文はコチラです。
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by a-kik | 2008-01-08 10:32 | 中国新聞「家族らんランRUN」

「家族らんランRUN」⑳

11月26日 中国新聞「くらし面」に掲載された20回目です。
夫が走った「萩往還鉄人マラソン2007」の模様です。
本文はコチラです。

今回は、夫に同行していなかったため、イラストを描くのに四苦八苦。
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小学一年生の娘の国語の教科書を参考にさせていただきました。
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じつは、イラストで娘に着させたチョッキも…。
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同じ教科書を使う一年生のお家の方が、
「あら、これ?」と反応してくださるかなぁ???と考えつつ。
…考えすぎ?

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新聞に掲載された大会の前日に、
家族3人で走った「第27回ひろしま国際平和マラソン」のお話も、
コチラの私のHPに載せております。
嘔吐下痢と闘いながらの5km。
そんなにまでして走らんでもええのにのぉ。

コチラ↓お願いします。

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by a-kik | 2007-11-27 11:17 | 中国新聞「家族らんランRUN」

家族らんランRUN⑲

10月29日 中国新聞「くらし面」に掲載された19回目です。
第21回もみのき森林公園ファミリーマラソンに参加してきました。
本文はコチラです。

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実際は…。
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昨日、学校でクラスの友達に、このことを言ったらしい娘。
  娘「今日、お母さん、新聞に出とるんよ」
  友「ほんま?」
  娘「ほんまよ。帰って、『山田さんち』の隣 みてみんさい」

これきいて大爆笑の母。
山田さん、お世話になります。
これからも月一回、お隣でお願いします。

邑南の隣でもあるけれど、『山田さんち』の隣でもあるカモミールです。


コチラ↓お願いします。


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 邑南の美味しいモンで皆の関心をひくつもりか、柿!?
 ひかれたあなたも、ひかれないあなたも、詳しくはコチラへ。
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by a-kik | 2007-10-30 05:43 | 中国新聞「家族らんランRUN」
9月24日 中国新聞「くらし面」に掲載された18回目です。

第17回十種ケ峰登山マラソン・第5回十種ケ峰ウオーキング(8月26日、山口県阿東町)
朝四時に起きて十種ケ峰へきていた。
十㌔の登山マラソンを走る夫。
私と娘はウオーキングに参加。
マラソンとは別コースを、地元の保健師さんが案内して下さる。

キャンプ管理棟で夫の受付をすませ、車で五分ほど下り、
ウオーキングのスタート地点である嘉年基幹集落センターへ。
駐車場に車をとめ、あたりを見渡す。
農作業をしている人の姿がチラホラ。
ちょっと早すぎたようだ。
広いところがうれしくてたまらない娘が走りまわり、踊りまくり、歌いまくる。
楽しそうだけど、娘、体力もつのか?

やがて、ぽつぽつと人が集まり始め、時間になり、皆で準備体操が始まった。
スタッフあわせて三十人少々。
同年代もチラホラみえるけれど、大半はオバサマ方。
私自身も十分オバサマだが、そんな私よりも、ちょいとばかり先輩格のオバサマだ。
男性は数えるほど。
子供は…娘だけ。
みなさんに「えらいね」と声をかけてもらうが、恥ずかしがり屋の娘はうつむくばかり。

十㌔を走るランナーを見送り、その中の夫に手をふり、われわれもスタートする。
和田山公園~西国観音霊場~龍昌寺~這い原~馬場跡と
三㌔をぐるりと周回して帰るコース。
数分後、一行は草が生い茂る山道へ。
うぐっ、やられた!
半袖Tシャツと半パン姿の私と娘。
周りはみな完全防備。
唯一、同じような格好の方が「前とコースが違うんですね」とポツリ。
何年か前にベビーカーに子供を乗せて参加されたとか。
毎年コースを変えて、いろんな景色を散策しようという趣旨なのかな。

娘は早々に「つかれたー」と私の腕にぶらさがる。
山道に点在するお地蔵さんを面白おかしく話してくれるオバサマに見向きもしない。
かわいげがない。
親として恥ずかしい。
なんて思ってる自分が情けない。

娘のフォローをしながら歩いていると、お寺に到着。
冷たいお茶でもてなしてくださる。
ごちそうさま。
手をあわせる。
オバサマがお菓子をくださる。
ごちそうさま、仏様、オバサマ。

そのあたりから、娘のエンジンがかかりはじめた。
日陰で涼しくなったからか、オバサマたちに慣れてきたからか、
保健師さんたちのやさしさに図に乗って、今度は生意気な受け答えをはじめた。
ひー、もぉ、親の顔がみてみたい!
…私だ。

一時間半後、ゴール。
「嘉年かかしまつり」のかかしたちが迎えてくれる。
話題になった人たちをモデルにしたかかしたち。
ハンカチ王子やハニカミ王子、ビリーまでいる。
娘は、お得意のビリーをまねてポーズ!

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                   こちら↑は新聞に掲載していただいたイラスト。
                   こちら↓が実際の写真。
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忍耐強く見守ってくださったオバサマたちに別れを告げ、マラソン会場へ。
もうゴールしているに違いない夫と合流し、
「登山マラソン名物・婦人会そーめん」を食べようと、娘と車を走らせる。
途中、参加賞のナシを抱えて降りてくる夫に遭遇。

「どうだった?」
「駄目だめ。俺、短い距離は向いてない」
十㌔は短くないぞ、夫。
得意の山岳マラソンだが、
ガーッと駆け上がっていく若さとパワーにはついていけなかったようだ。
完走したものの目標に及ばず。ま、ダメなところもあっていいじゃん。
いつも記録更新じゃ芸がないもんね。
けがもなかったし。
ナシ、美味しそうだし。
ご機嫌で帰路につく。
途中、「名物そーめん」を食べそこねたことに気がつき、娘は不機嫌になったけど。


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夏休みに参加した大会の報告(?)でした。こちらが当日の記事です。
次回は10月7日の「もみの木森林公園」に出没する予定です。

コチラ↓お願いします。

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by a-kik | 2007-09-25 11:38 | 中国新聞「家族らんランRUN」
8月27日 中国新聞「くらし面」に掲載された17回目です。

飯南ヒルクライム2007(7月29日、島根県飯南町)
ラジオ体操も休みの日曜日。
午前5時に起きて国道54号を北上した。
行き先は琴引フォレストパーク。
大万木山山頂付近まで約十三㌔、高低差六百㍍の自転車レースが開催される。
参加するのは夫。
受付は前日、キララ多岐へ海水浴へ行った帰りに済ませていた。
その夜は、地元・三次の「きんさい祭り」。体力の続く限り遊び続けている一家だ。

レース会場は、カラフルなウエアで埋め尽くされていた。
速乾性のペラペラ素材で、黄色やピンクなど蛍光色がピカピカしているウエア。
チームで揃えられているのもあり壮観だ。
その中で一人黒いウエアを着ている夫。
逆に目立っている。
周囲はほとんどロード自転車。
タイヤが切れそうなくらい細いロード自転車。
その中で一人ごっついマウンテンバイクにまたがっている男がいる。
夫だ。
どうも、人と違ったことに快感を覚えるらしい。
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その夫が、周りの自転車を指して「あの一台で軽自動車買えるよ」と教えてくれた。
「ひえー」と眺めていて発見した。
自転車が細くなればなるほど乗っている人の脚の筋肉がぶっといことに。
ガチャ、ガチャ。
選手が自転車を押して歩くたびに金属音があちこちで鳴り響く。
発信源は自転車用の靴だ。
ペダルにカチャとはめるようになっている。
かっこいい。
かっこいいが、自転車を降りたときは、ちょっと異様。
歩き方もぎこちない。
靴底金具が道路と接してガチャガチャにぎやかだ。

十代から六十代まで全国各地から百二十一人の参加者が集まっていた。
六名の女性サイクリストの姿もある。
前日、マウンテンバイクに荷物を積んで会場いりしている髭の男性も見かけた。
そう、前日から会場入りする人も多くいたようだ。
前夜は現地の「とんばら夏祭り&花火大会」もあり、
懇親会も開かれたようで、ファミリーでキャンプ場に泊まった参加者も多い。
観戦にきた小学生も多い。
この中から将来ツール・ド・フランスに出場するようなサイクリストが生まれたりして。

遠慮して後方からスタートした夫だが、
他の選手が様子をうかがっているのを我慢しきれず、最初にどんどこ抜いていったようだ。
前半六㌔はアップダウンが続く。
が、後半六㌔は登りっぱなし。
ゴールするころには、抜かれるばかりだったらしいが、それでも五十二分で完走。
クラス三十位の成績。

選手が全員がゴールしてから、安全に順番に降りてくる。
「下は真夏だなぁー!」と降りてきた夫。
頂上は寒いくらいだったとか。
残念ながら霧で景色は見えなかったらしいが。

今年が第一回となるこの大会。
スタッフのエネルギーを感じた。
インターネットの掲示板でも素早い受け答えが返ってくるし、さまざまな情報も豊富だった。
さらに当日は地元高校生のボランティアスタッフがさわやかだった。
あの笑顔に会いに来年も行きたいな…と思うくらい。
おにぎりやトン汁も食べ放題。
なんと、参加者しか辿りつけないゴール地点の頂上では、
地元産のスイカやメロン、トマトがきんきんに冷えて食べ放題だったらしい。
これにも、夫、大満足。

さて、祖父母の影響か、夏休みは登山に張り切っている娘。
「マラソンはしんどいから」と弱気になっていたが、
仮装して大会に参加するランナーが気になる様子。
まだ先ではあるが、広島国際平和マラソンに家族でコスプレして走りたがりはじめた。
私も嫌いではないが、夫は今から困っている。
自転車でも目立ってたんだから、マラソンでも異色ぶりを発揮しなくちゃね、夫?


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あれこれ「休日報告」もしたかったのですが、
カミナリが鳴り響きはじめましたので、また後ほど。

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by a-kik | 2007-08-28 11:31 | 中国新聞「家族らんランRUN」

家族らんランRUN 16

7月23日 中国新聞「くらし面」に掲載された16回目です。

夫には夢があった。
バイクで日本一周したり、砂漠のラリーに出場したり、私と結婚したり、危険を伴う挑戦に生きがいを感じている夫。そんな夫の夢だ。「誰も日本人はいまい」と安心しきっていた海外のキャンプ場で隣に居合わせてしまった私を女房にしてしまった夫。そんな夫の夢だ。

まだ娘が生まれたばかりのころ。まだ私たち一家が房総半島に住んでいたころ。まだ三次市民になるはるか前のことだ。
夫が目にした光景があった。自転車に乗った小学生の男の子と、その後ろをジョギングで付いていく父親。自転車のカゴにはお弁当と水筒が入っていたという。
「これだ!」。その父子を見たとき、夫は感じたらしい。「オレもこれをしたい!」と。

私がそれを聞いたのは、小学一年になった娘が、自転車の補助輪を卒業した日曜の夜のことだった。自転車に乗る娘に伴走してジョギングする夫? 「キミらは、あしたのジョーと丹下段平か?」と突っ込みたくなったが、負けてなるものか…と、私もマンモス西になってみた。

翌週の日曜に、三人分のおにぎりと水筒をリュックに詰めた。幼児用自転車に乗る娘、ジョギングウェアに身を包んだ夫、そしてリュックを背負った私は愛用のマウンテンバイクにまたがった。向かうは尾関山。
小学校の遠足で歩いて行った娘が「こっちだよ」と先導する。早朝ジョギングで隠れた道もよく知る夫が「車が少ないこっちへ行こう」とナビする。私は一番後ろから従うだけ。
巴橋をくぐり、全線開通した三江線のレールと並行し、川原で野球をする少年たちを見下ろし…おおっ、「この道につながっとるんじゃね!」と叫んでる間に、尾関山公園に到着した。

遊具を見つけた娘は自転車から飛び降りてブランコへ一目散! きれいに整備された公園だが、時間が早いためか、私たち家族の貸し切り状態。持参したおにぎりを頬張り、家族三人でシーソーで遊んでから尾関山を一周し、帰路についた。
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ちょっと遠回りして三次の街並みを楽しみながら。家に帰り着いたときは、自転車に乗った私と娘よりも、ずーっと走っていた夫の方が余裕があったのが悔しかったけれど。でも、やったぞ。夫の夢をかなえてやったぞ。父と娘の二人きりにせず、私も邪魔しちゃったけど。

さて、夏休み。昨年、「来年は小学生だから五㌔を走るよ!」と勇んでいた娘だが、前回走った大会で「マラソンはしんどい」事実に目覚めてから、どうも「応援なら行くけど…」と弱腰になっている。
これは連載の危機か?
だが、嫌がるのを無理やり走らせるほど鬼にはなりきれない。
幼いころ、両親に連れられてあちこちの山に登っていた自分を思い出す。成長するにつれ、「せっかくの日曜に山なんか行きたくない」と山が嫌いになった。ところが、大人になり、気がつきゃ、再び山に登るようになり、山が好きになり、揚げ句の果てにキャンプ場で夫に出会ってしまったのだ。
ここまでマラソンをすりこまれた娘が、自ら好んで走るようになるのも時間の問題かな? 二十年後にはマラソン大会で知り合った男性でも連れて帰ってくるかな?

それより、夏休みは小学校のプールの水泳教室に通う気満々の娘。マラソンの次は自転車。その次は水泳か。…はっ!もしかして、娘、最終的に目指しているのはトライアスロンなのか!?


新聞掲載はここまで。
【追記】
もう家族でマラソンは無理か…とあきらめかけていましたが、
なんと、娘のランナー魂、復活!
と言うのも、11月の平和マラソンには「仮装」して走るランナーがいると知って…。
娘も、なにかにコスプレして走りたいらしい…。
誰に似たんだ、この娘…。
すっかりやる気になった娘が書いた『夏休みのスケジュール表』
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ほんまに5時に起きるんかい?

ランナー一家復活を祝って、コチラ↓お願いします。

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by a-kik | 2007-07-24 00:35 | 中国新聞「家族らんランRUN」
6月25日 中国新聞「くらし面」に掲載された15回目です。

(2007えびす・だいこく100kmマラソン 5月27日、島根県松江市~出雲市)
 「神々のふるさと」島根県に、神々もビックリするようなマラソン大会があった。えびす様をまつる美保関の美保神社から、だいこく様をまつる出雲大社まで島根半島を走りぬく「えびす・だいこく100kmマラソン」だ。13年間続く大会に、今年は650人を上回るランナーが全国から集まってきていた。f0137402_9481564.jpg 夫もその一人。100㌔を一人で走りぬく個人ランナーの他に、グループでたすきをつないで走破を目指すチームもある。神様が出雲に集まる十月を全国では神無月と呼び、出雲では神有月と呼ぶらしいが、この日の出雲は「ランナー有日」というところか?
 スタートは早朝5時半。夫は、朝日を背に島根半島を海岸沿いに西へ走った…らしい。と言うのも、その時間は私も娘もまだ夢の中。それから、ゆっくり起きて、しっかり朝食を食べてから、車で日本海側の恵曇漁港へ。夫と打ち合わせしていた54㌔地点の給水所がある。
 100㌔を走るランナーを支えるために、5㌔ごとにエイドステーションが設置されている。おにぎりやパンなどの食事を用意してあるポイントもある。たくさんのサポーターにまじって待っていると、夫、ずいぶん早くに姿をあらわした。「快調、快調!」と用意していたゼリーやおにぎりをお腹におさめ、「じゃ、次は湖遊館新駅ね」と元気よく駆けだしていった。すでにフルマラソンを超える距離を走っているが、長く足をとめていると走れなくなりそうだとか。
 見送ってから、娘と宍道湖畔にある自然館「ゴビウス」へ。海水と淡水が混じりあう汽水や、川に暮らす生き物が紹介されている。夫との待ち合わせ時間を気にしながら、外のビオトープ池で遊び、一畑電鉄の線路沿いのコースへ。夫、なかなか早いペースで登場。日本海から宍道湖へ山越えの林道はきつかったようだが、「津ノ森駅の給水所のしじみ汁で復活したよ」と約80㌔地点を笑顔で通過。
 その後、約95㌔地点の島根ワイナリー前で待ち伏せしていると、なかなか姿をあらわさない。「もう通過しちゃったのかな…」と心配になっていると、さすがにしんどそうな表情で登場。姿を見つけた娘が駆け寄っていくと、笑顔になって、スピードが増した。ああ、やっぱ、どんなサプリメントよりも娘なのよね、夫。
 夫と前後して走っているランナーにも声援を送る。笑顔で手をあげてこたえてくださるランナー、ひたすら下を向いてイヤホンを耳にして走るランナー…さまざま。マラソンは個人競技だけど、同じコースを走るランナー同士が一つのチームになっているように感じる。スタート地点では初対面でも、ゴール後には「おつかれさん!」と笑顔で挨拶をかわせるような。そのチームは大会を支えるスタッフも、応援する家族や友人もメンバーだ。
 夕闇せまる4時25分、夫、ゴール。目標より1時間早く、前回走った富士五湖100㌔マラソンより2時間も早く。「娘が待っているかと思うと、自然と足も早まって」と夫。ああ、そういわれると、また、次も応援に行っちゃうんだろうな、私と娘。個人完走率69.4%のなか、35位は立派!翌日、学校で「お父さん、100㌔走ったんよ」と自慢したらしい娘。ゴビウスや出雲大社よりもお父さんの話を一番に。それが嬉しい夫。でも、境港まで行ってたらお父さんより鬼太郎の話だったかもね。


紙面では、ここまでですが…。
マラソンを走っているときの、沿道の声援って励まされること多いデス。
小さな子が「がんばってー」と手を振ってくれると、娘の姿とだぶって、「おぅ、母さん、頑張るよ」とパワーがわいてきます。
だが、とことんしんどくて、目の前に登り坂がそびえたっていて、ああ、もうちょっと休もう、少し歩こうってときに、「がんばれー」と罪のなさそうな笑顔をむけられると、「頼むけぇ、ほっといてくれんか!」と心の中が叫ぶこともあります。幸いにも、それを発するエネルギーもなく、勇気もなく、弱々しく笑顔を返して、足をとめることもできず、よたよた走っていくんですけどネ。
その気持ちがわかっているくせに、表情もなくして、今にも足をとめそうなランナーに「がんばれー」と罪のなさそうな笑顔をむける私って…鬼?

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by a-kik | 2007-06-26 09:51 | 中国新聞「家族らんランRUN」

「家族らんランRUN」⑭

5月28日 中国新聞「くらし面」に掲載された14回目です。

(第5回呉灰ヶ峰・休山縦走大会 4月15日、広島県呉市)
 朝七時すぎ。呉二河陸上競技場へ。勇ましい姿のランナーやリュックを背負った老若男女が次々に集まってくる。呉の市街地と瀬戸内海の島々を見ながら、灰ヶ峰(737m)と休山(501m)を縦走して音戸ロッジまで約28㌔を競う大会。

 マラソンだけでなくハイキングもあり、16㌔のコースもある。景色を楽しみながら散策するもよし、夫のように疾走するもよし。夫は去年に引き続き二度目の参加。今回は出番のない私と娘は呑気に構えている。受付をすませた夫がもらってきた袋の中をみると、参加賞に千福のワンカップ。「せんぷくいっぱいいかがです♪」と口ずさんでしまう私は広島っ子。千葉育ちの夫は「なに、それ?」とキョトンとしている。

 記念Tシャツも入っている。去年のTシャツは走ってもない私が着させてもらっている。愛用の一枚だ。今年は色違い。やった、洗い代えができたぞ…とほくほくしていると、夫が「この色、いいじゃん。俺、着るから」と早々に宣言。夫、私とお揃いになっちゃうよ?一緒に着たら恥ずかしいんじゃない?なんてちゃちゃいれる間もなく、夫、スタートしてしまった。

 目標タイムは二時間半。去年は「まだ大丈夫だね」と娘と大和ミュージアム前で遊んでいるうちに、「ゴールしたよ」と携帯に電話がなったのでビックリ。今年は早めにゴール地点へ行っておかねば。とは言え、せっかく呉に着たのだから…と、新しくできた「てつのくじら館」の前をウロウロ。

 音戸ロッジに着いたら、すでにゴールしたランナーの姿がチラホラ。え!どうしよ!16㌔コースの参加者だよね?スタッフにきく。「28㌔は、まだですよね?」まだだった。ほ。

 それから数分して先頭の選手がゴール。続いて2位、3位。そして、「あ、父さん!」夫、すごいじゃん、4位!? 汗だくの夫に駆け寄る娘。係りの方が笑顔で「お嬢さんがお待ちかねでしたよ」と記録証を渡してくださった。去年はドロドロだったが、今年はヨレヨレ。息を整えながら「下りは降りるより落ちるだったよ」と笑う夫。総合4位だが年代別は1位。30代の1位。聞いて見ると総合3位は40代で、1,2位は50代。マラソンは若さだけのスポーツではない証明された。「50代になったとき一位になれるかなぁ」と夫が言うので小憎らしく返した。「その時は、70代が一位なんじゃない?」
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 音戸ロッジの温泉で汗を流したあと、子供のころ「ぐるぐる橋」と記憶していた音戸大橋をドライブ。確か、公園の平清盛像の前で清盛公と同じポーズで写真とったな…と思い出しながら。

 さて、夫。この大会の後、かねてから宣言していた通り自転車通勤を始めた。会社の先輩に誘われて自転車世界も広がったようだ。これまで乗鞍岳や富士山を自転車で登るイベントにも出場したことあるけれど、今度は6月に宮島・廿日市で開かれるトライアスロン大会の参加状況が気になるらしい。やっとマラソンに追いついたと思ったら、夫よ、もう次を見つけてしまったのか。

「いろいろ走ってるのね」と思われた方、コチラ↓お願いします。


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by a-kik | 2007-05-29 22:03 | 中国新聞「家族らんランRUN」