家族らんランRUN 18 です

9月24日 中国新聞「くらし面」に掲載された18回目です。

第17回十種ケ峰登山マラソン・第5回十種ケ峰ウオーキング(8月26日、山口県阿東町)
朝四時に起きて十種ケ峰へきていた。
十㌔の登山マラソンを走る夫。
私と娘はウオーキングに参加。
マラソンとは別コースを、地元の保健師さんが案内して下さる。

キャンプ管理棟で夫の受付をすませ、車で五分ほど下り、
ウオーキングのスタート地点である嘉年基幹集落センターへ。
駐車場に車をとめ、あたりを見渡す。
農作業をしている人の姿がチラホラ。
ちょっと早すぎたようだ。
広いところがうれしくてたまらない娘が走りまわり、踊りまくり、歌いまくる。
楽しそうだけど、娘、体力もつのか?

やがて、ぽつぽつと人が集まり始め、時間になり、皆で準備体操が始まった。
スタッフあわせて三十人少々。
同年代もチラホラみえるけれど、大半はオバサマ方。
私自身も十分オバサマだが、そんな私よりも、ちょいとばかり先輩格のオバサマだ。
男性は数えるほど。
子供は…娘だけ。
みなさんに「えらいね」と声をかけてもらうが、恥ずかしがり屋の娘はうつむくばかり。

十㌔を走るランナーを見送り、その中の夫に手をふり、われわれもスタートする。
和田山公園~西国観音霊場~龍昌寺~這い原~馬場跡と
三㌔をぐるりと周回して帰るコース。
数分後、一行は草が生い茂る山道へ。
うぐっ、やられた!
半袖Tシャツと半パン姿の私と娘。
周りはみな完全防備。
唯一、同じような格好の方が「前とコースが違うんですね」とポツリ。
何年か前にベビーカーに子供を乗せて参加されたとか。
毎年コースを変えて、いろんな景色を散策しようという趣旨なのかな。

娘は早々に「つかれたー」と私の腕にぶらさがる。
山道に点在するお地蔵さんを面白おかしく話してくれるオバサマに見向きもしない。
かわいげがない。
親として恥ずかしい。
なんて思ってる自分が情けない。

娘のフォローをしながら歩いていると、お寺に到着。
冷たいお茶でもてなしてくださる。
ごちそうさま。
手をあわせる。
オバサマがお菓子をくださる。
ごちそうさま、仏様、オバサマ。

そのあたりから、娘のエンジンがかかりはじめた。
日陰で涼しくなったからか、オバサマたちに慣れてきたからか、
保健師さんたちのやさしさに図に乗って、今度は生意気な受け答えをはじめた。
ひー、もぉ、親の顔がみてみたい!
…私だ。

一時間半後、ゴール。
「嘉年かかしまつり」のかかしたちが迎えてくれる。
話題になった人たちをモデルにしたかかしたち。
ハンカチ王子やハニカミ王子、ビリーまでいる。
娘は、お得意のビリーをまねてポーズ!

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                   こちら↑は新聞に掲載していただいたイラスト。
                   こちら↓が実際の写真。
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忍耐強く見守ってくださったオバサマたちに別れを告げ、マラソン会場へ。
もうゴールしているに違いない夫と合流し、
「登山マラソン名物・婦人会そーめん」を食べようと、娘と車を走らせる。
途中、参加賞のナシを抱えて降りてくる夫に遭遇。

「どうだった?」
「駄目だめ。俺、短い距離は向いてない」
十㌔は短くないぞ、夫。
得意の山岳マラソンだが、
ガーッと駆け上がっていく若さとパワーにはついていけなかったようだ。
完走したものの目標に及ばず。ま、ダメなところもあっていいじゃん。
いつも記録更新じゃ芸がないもんね。
けがもなかったし。
ナシ、美味しそうだし。
ご機嫌で帰路につく。
途中、「名物そーめん」を食べそこねたことに気がつき、娘は不機嫌になったけど。


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夏休みに参加した大会の報告(?)でした。こちらが当日の記事です。
次回は10月7日の「もみの木森林公園」に出没する予定です。

コチラ↓お願いします。

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by a-kik | 2007-09-25 11:38 | 中国新聞「家族らんランRUN」

芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(52になったよ)の日常。なんだかんだ走ってます。


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