先生の言葉

高校時代、この季節の体育といえば持久走。
マラソン大会とかあったりもする。
娘の高校も、この時期の体育は持久走。
ひたすらグランドを走るらしい。

幼少の頃からマラソン大会に引きずりまわされていたとはいえ、
…いや、だからこそ!なのか、
娘は陸上は苦手。
ってか、スポーツ全般、得意ではない。
インドア派。
スポーツは嫌いじゃない。
スポーツは見るもの。
そんな娘。

なので、一生懸命はしっても、そこそこのタイムらしい。
なので、一生懸命はしらないらしい。
運動系部活の属するクラスメートたちと周回遅れくらいで、
仲の良い友達と、ゆっくりじっくり走っていたら、
先生から激がとんだらしい。

 「キクチは、まだ、走れるよー!」

名指しで叫ばれ、「ヒーッ」と震えた娘。
そっから、頑張って走ったそうな。
案外、素直。(笑)
その後「キクチはフォームがいいね」とまでお褒めの言葉までいただいたらしい。

そんな話を夕飯を食べながらきいて、
まんざらでもない夫と私。
夫は「そうだよ、小さいころから、フォームはきれいだよ」と親バカ炸裂。
これで、マラソンが好きになってくれたらいいなぁ…と浅はかな夢をいだきつつ、
ちょびっとでもヤル気にさせてくれた体育の先生に感謝してみる。

朝、へろへろジョギングしながら、
先生の声を脳内で再生してみる。
 「キクチは、まだ、走れるよー!」

ありがとう、先生。
走ってみます!
案外、素直。(笑)

あ、でも、できれば、先生。
雨とか雪の朝4時に、玄関で夫に言ってもらえないだろうか。
 「このキクチは、もう走らんでええよ」と。

そこまで面倒みきれんよなぁ、先生。



…妻でもみきれんもの。





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by a-kik | 2017-02-07 12:28

芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(52になったよ)の日常。なんだかんだ走ってます。


by a-kik