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芸術家の名前

中学一年生の娘。
音楽の時間はDVD鑑賞が多いようだ。
(私の時代はレコード鑑賞だったなぁ)

 娘 「今日は『くるみ割り人形』を観た」
 私 「お、チャイコフスキーだね!」

クラシック好きの実父にすりこまれている知識をひけちらかす嫌味な私。

 娘 「うん、なんかよぉわからんかった」

だよな。
私もいまいちわからん。
バレエの音楽だってのは確か。
物語は…うーん、なんかちっこいオモチャの兵隊が人間に恋するとかなんとか。

ごめん、父さん、あなたのうんちく(笑)をいいかげんに聞き流してました。

だが、今は、インターネットでちゃっちゃと調べればストーリーがわかる時代。
早速、調べてみた。
へええ、そうだったのか。
(ここには書かないので、興味のある皆さん、検索してみてください。)

だが、『くるみ割り人形』自体が日本では馴染みがない。
くるみを割るのに人形でなくてもいいじゃないか…とすら思う。
必殺仕事人は手の握力で握りつぶしていたぞ…とすら思う。
くるみパン、夫は好きだが私は苦手だわ…と告白までしてしまう。
そういえば、私が通った幼稚園は「くるみ幼稚園」だった…とまで思いだしてしまう。

そんな会話を母娘でしながら、しばしクラシック談義。
っても、娘は教科書をみつつ、
私は実父が語っていたうんちくの記憶をひっぱりだしつつ。

モーツァルトや、ベートーベン、シューベルト…。
立派な名前がばんばん出てくる会話。
だからといって決してレベルが高い内容ではない。
だって、たとえば…。

 娘 「えーと、あれは誰だっけ?
    んと、ゴッホみたいな名前の人」
















…バッハですか。




わかる私も私だな。
by a-kik | 2014-01-21 13:49

芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(52になったよ)の日常。なんだかんだ走ってます。


by a-kik