秘密
2012年 09月 05日
朝晩、涼しくなった。
窓をあけると心地よい風が吹き込んでくる。
風と一緒にお隣のオバチャンの声も飛び込んでくる。
「ああ、こんにちは!」
大声できこえたからベランダから訪問されたのかと思った。
違った。
お隣のオバチャン、お電話されてた。
「うん、うん、今、電話しよぉ思うとったんよ」
必要もないのに息をひそめてしまう私。
「いや、それがねぇ、まだ誰にも言ってないんじゃけど…」
ああ。
重いだろうか。
お隣さんのまだ誰にも言ってない話をきいてしまった罪。
窓をあけると心地よい風が吹き込んでくる。
風と一緒にお隣のオバチャンの声も飛び込んでくる。
「ああ、こんにちは!」
大声できこえたからベランダから訪問されたのかと思った。
違った。
お隣のオバチャン、お電話されてた。
「うん、うん、今、電話しよぉ思うとったんよ」
必要もないのに息をひそめてしまう私。
「いや、それがねぇ、まだ誰にも言ってないんじゃけど…」
ああ。
重いだろうか。
お隣さんのまだ誰にも言ってない話をきいてしまった罪。
by a-kik
| 2012-09-05 12:09