人気ブログランキング | 話題のタグを見る

母の日

8月6日の平和祈念式典で作文を読む児童。
これまでなにげなく見るだけだった存在が、
広島市内の小学6年生全員の中から選ばれると知った昨日。

作文を書いて、各校から3名ずつ選ばれて、
それからさらに20人に選抜されて、
どんどこどんどこ選考されて、
最終的に2人になるらしい。

こりゃ、中国新聞の短編文学賞より狭き門(かな?)(笑)。

この週末に、その作文が宿題となって作文用紙を持ちかえった娘。
うーん…と、しばし、考え、悩み、おばあちゃんに話をききに行く!と決めた。

我が母、75歳。
9歳のときに段原で被爆した被爆者。
   母の被爆記はコチラ

おばあちゃんへの質問事項をアレコレ考えて、娘と2人で実家へ。
  夫は早朝からランニングに出かけ、
  これまた実家近くの松笠山~二ヶ城山を縦走しておりまして。
  って、またこれは別の話。

娘が取材メモを取り出して、おばあちゃんに質問を始めたら…。
ぴんぽーん♪
来客。
なんだか、玄関に強面の大柄な男が…。
なんかヤバい訪問販売?























否。兄貴でした。

カープ侍、出陣前に、東京土産を持って参上。
「母の日じゃけぇ」と。
あ、そうじゃん、今日、母の日じゃん。
美味しいバームクーヘンのおすそわけをいただき、ラッキー♪

娘である私からは、
出がけに家から持って出たプチチョコパイ8個入りを
「はい、母の日」と渡したのですが…ははははは。


『おじちゃん』から聞く芸能界(?)の話に娘は聞きいっておりました。
おいおい、原爆の話をききにきたんじゃないんかい!

まぁね、兄貴がカープ侍になって球場を闊歩するのも、
なにやら舞台にたつのもテレビにうつるのも、
戦争でなく平和だから。
母が原爆も戦後も生き抜いてくれたから、
兄貴や私が、そして娘が、こうやって愉快に生きていられるんだもんな。


帰ってから、娘、作文用紙と格闘しておりました。
まぁ、優等生な作文は書けなかったようだけど、
8月6日に式典で読むことが目的でなく、
こうやって、自分でおばあちゃんに話を聞こうと思って作文を書いてくれたことが、
ちょいと嬉しい母の日の母なのでした。

ありがと、娘。



さて、朝イチにもらった「お手伝い券」、なにしてもらおうかなぁ~♪
by a-kik | 2012-05-13 17:12

芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(52になったよ)の日常。なんだかんだ走ってます。


by a-kik