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国営備北丘陵公園リレーマラソン2011

今年も参加してきました。
国営備北丘陵公園リレーマラソン2011

4人~10人のチームで、
1周2kmをタスキリレーしながら、
制限時間4時間以内に、
フルマラソン42.195kmを走る大会です。
一人何周走っても、何回交代して走ってもOK。
仲間でわいわい楽しく完走を目指します。

昨年は、「妻ランナーズ」と子どもたち+夫で参加。
(詳しくはコチラ。)
妻4人、子5人、これに我が夫が加わっての10名。
夫が助っ人に入ってくれるので、
まぁ、時間内完走はできるだろう…と呑気に構え、
夫に何周も走らせて、その間、ご飯なんぞゆっくり食べたりしていた去年。
3時間32分で時間内に完走できました。
子どもたちも1周だけ走って遊びまわって、
マラソン大会より遠足気分。

しかーし!
今年は異なります。
まず、2チームに分かれて申し込みました。
大人チームと子どもチーム。

子どもチームは、小学生ばかり8名で挑戦。
小学2年から6年の男の子4名と女の子4名。
しかも、陸上クラブなんぞに所属している子ばかりではなく、
ランナーらしいランナーと言えばk辺さんの息子くんたちのみ。
娘もマラソン大会経験ありとはいえ、決して早いわけではない。
これで4時間以内に完走!?
ちょっと、難しい…かも!?
でも、子どもたちだけで挑戦することに意義あり!と、
申し込みました。

そして大人チーム。
妻ランナーズ3人とその夫や友人の6名のチーム。
我が夫もメンバーです。
だから、ま、完走できるじゃろう…と思っていたら、
我が夫の右足かかと骨折が発覚。

それでも走りたがっている夫を抑え、
当日は、走りたくなっても走れないようにランニングシューズを持たせず参加。

6名で申し込んでいるものの、実質5名のチーム。
しかも、マラソン大会経験者は3人の妻のみ。
大丈夫なのか?
いや、大丈夫じゃないだろう。
完走、あやういだろう。

がぜん、ヤル気を出したのは子どもたち。
「キクチの父さんがおらんのんなら、
 大人チームに勝てるかもしれん!」と。

こりゃ、負けていられまへん。

116チームがエントリーしてスタート。
2時間が経過した昼すぎ、1位のチームがゴールした頃、
大人チームも子どもチームも、ようやく半分の20kmを越えたところでした。
第一走者のk辺長男クンが引っ張って、大人チームからリードしていた子どもチーム。
途中、S田家の父が娘を追い越す場面があり、大人チームが半周ばかりリード。
しかし、そのS田家の父、膝を痛めて、続行不能の状態に…。
そこで、「妻ランナーズ」エースのk辺さんが、その空いた穴を埋める大活躍。
S田家妻も、弱音をはけない立場においこまれ(笑)、力走。
私も負けていられまへん、なんとか1周10分代をキープ。
それをみたk辺さん、一度は11分代だったペースを10分代に戻す勢い。
すげ~!
私は10分代で帰ってきたら、へろへろで倒れこむのに、
k辺さん、余裕しゃくしゃく。

って、ことは、もっと追い込んで走ったら、10分代前半いくんちゃうの!?


途中からは、何分休憩して何周走ったか、記憶が定かではありません。
記録係をかってくれた夫が、時計を見て、
「これなら完走できる」と太鼓判を押してくれたのが、
3時間を経過したところで、残り4周ちょいだったでしょうか。
完走できるっても、なんとかかんとか…なところ。

それでも、
「いったいどうなることやら…」と不安だった前半とは異なり、
ちょっと気持ちに余裕もでてきて、ほ。

今年も、アンカーの花を持たせてもらった私。
20周目を走るk辺さんを見送り、
アンカーの印の黄色いタスキをかけてリレー区域へ。
子どもチームのアンカー、k辺長男クンも、黄色いタスキをかけて待機中。
この時点で大人チームが1周弱のリード。


なんとか時間内完走が見えた大人チームですが、
子どもチームは…ギリギリなところ。

k辺長男クンが私に向かって一言。
 「歩いてね」
いやいや、歩けませんって。
そんなことして子どもチームに抜かれたら、母としての威厳が…。
k辺長男クン、やはり私に向かって。
 「歩いてよ」
いやいや、歩けませんって。
歩いてたら時間内完走あぶないですもん。
それでもk辺長男クン、彼の走りと同様に粘り強い。
 「歩いてってば」
イケメンのk辺長男クンにそこまで言われたら、
オバチャン、負けてしまいますわ。
 「なら、そこまでスキップするよ」

そして帰ってきたk辺さんからタスキを受け走…らず、
スキップ、スキップ、らんらんらん♪
でも、ちょい恥ずかしくなって、小走りしたら、
 「あー、反則ー!」と、
後ろからk辺長男クンの容赦ない声が!

苦笑いして、ジョギングペースで登り坂へ。
アンカータスキをかけて走っていると、
コースのあちこちから「ラストだぞー!」と声援が。
嬉しいなぁ。
これだからマラソンやめられない。
「がんばってくださーい」
4時間、コースに立ちっぱなしのスタッフさんからもあたたかい声援が。
ありがとう。
おかげさまで完走できそうです。

残り700mの地点で、k辺長男クンが序盤の坂をかけあがる姿が見える。
急坂でもスピードを落とすことなくかっとんでいく。
かっちょえ~。
こりゃ、ほんまに、歩いてたら抜かれてたわ。

コース最終コーナーの前で、
大人チームも子どもチームも総出で迎えてくれる。
そして、大人チーム全員が手をつないでゴール!

やったー!

3時間52分55秒658
時間内完走!

さぁ、子どもチームは?
ドキドキしながら待つ。
間に合うか、間に合うか?
あ、見えた!
k辺長男クン、帰ってきた!
すごいっ!
ペース落ちてないっ!
かっちょええっ!
皆が出迎える。
最後の登り坂、ふんばれっ!
子どもたち、一緒に走る。
がんばれ、がんばれ、あと200m。
大人数の子どもたちが、一緒になって、ダーッとゴール!!!

3時間58分50秒859!!!

すごいっ!!!
子どもたち、すごいっ!!!
k辺長男クン、すごいっ!!!
(あ、次男クンもすごかったよ!)

小学生ばかりが、ゴールに駆けこんだシーンは、
ちょっと涙モノのオバチャンでした。

大人チーム、総合順位107位。
部門別順位20位。

子どもチーム、総合順位113位。
部門別順位2位。

2位!?
そう、小学生部門は2チームでした。
一般やファミリーの部で出場している小学生はたくさんいましたが、
小学生だけで走ってるのは2チーム。
1位だったのは女の子ばかりの陸上クラブ。

いや、でも、ほんと、すごかった。
子どもたちのガンバリも、
私たち妻ランナーズのガンバリも。

夫が苦笑い。
 「俺、いなくてもええんじゃん」

あは!

さ、来年はどんなチーム編成にするかな?


そんな日曜日。
翌日の月曜。
登校した娘にサプライズが待っていました。
担任でもない先生に、
 「間違えとったら、ごめんよ。
  昨日、庄原のリレーマラソン、走っとった?」
と問われたとか。

どうも、先生もお友達と出場されていた模様。
それで、見覚えのある子が走っているので、
ゼッケンをみて、参加者名簿の名前をみたら、
知ってる名前なのでビックリしたとのこと。

うわ~、嬉しいなぁ~。
そうやって気にかけてくださる先生。
そして、声をかけてくださる先生。
転校生の母、感激ですっ!

ありがとう、先生!

娘も「走ってよかった~」と思ったようです。


本日は、そんな転校先でのPTC。
三次では「ふれあい広場」って名前で親子でスポーツしたり、
お菓子をつくったり、親睦をはかるものでした。
こちらでは…。
ドキドキして体育館へ…。
生クリームからバターを作りました。
転校生の母は、名乗るチャンスもなく、おとなしくしておりました。
名札もないから、誰が誰だかわかんなーい。
出席している保護者も全員ではなく、半分…くらいかな。
とりあえず、笑顔で会釈だけして…。
うわーん、さみしー。
でも、娘は何人もの友達とわいわい話して仲良くやっていたので、
それを見られただけでも大収穫。

来月の参観日も楽しみにします。
by a-kik | 2011-10-25 14:23

芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(52になったよ)の日常。なんだかんだ走ってます。


by a-kik