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かさじぞう

昔、むかし、あるところに…。
で始まる、あの、昔話。
年を越すにも餅もない老夫婦の物語。
じいさんが、「かさ」を作って、売りにいくけど売れず、
帰り道に、雪をかぶってるお地蔵さんたちに、
売れなかった売り物の「かさ」をかぶせて帰ったら、
その夜、お地蔵さんたちが、ご馳走もってきてくれちゃったっていう…。

ええ、おじいさんじゃのぉ。
ジャンバルジャンみたいに、パンを盗まんでえかったのぉ。

…んな話題ではない。

2年生の保護者の皆さんは、
「ああ、最近、耳にしてるわ」と思われる物語。
ええ、娘の国語の教科書に出てます。
昨日も、たどたどしく音読2回しとりました。

で、気になるのが…。
2年生の教科書には「かさじぞう」とでとるんですよ。
「かさじぞう」?
なぜに「こ」をつける?
「かさじぞう」じゃろう!

夫も私も「こ」なし「かさじぞう」。
ってことは、これは地域性の問題ではない。
世代の問題か?

今の子供たち、「かさ」ってみたことないだろうしなぁ。
…私も時代劇でしかみたことねぇや。



娘の教科書では、
お地蔵さんが「じょいやさ、じょいやさ」と
荷物を運んでくる。
娘の音読カードに印をつけるとき、
「ジョイマン、ジョイマン」と書いた私を、
先生は笑ってくださっただろうか。

授業で「きね」と「うす」が話題にでたとき、
それが、どんなものか分からない子がいたらしい。
 「クールポコが持っとるでしょうが!」
と説明された先生、ナイス!
by a-kik | 2009-02-04 11:59

芥川賞最年『長』受賞に挑む柿(52になったよ)の日常。なんだかんだ走ってます。


by a-kik